ランス９正史ルートをひとまずクリアしました。以下ネタバレあり。
いやぁ、最初はちょくちょく感想書いていこうかと思ってたんですが、プレイし始めたら、もう先が気になって他のこととかどうでもよくなってました。案の定徹夜に近いプレイをして体調を崩しています。いい加減学習した方がいいですね。夢中になれるエロゲが出るたびにプレイし過ぎで体調を崩している気がする。

ストーリーですが、まだキャラ別を全くプレイしていないので何とも言えませんが、今回革命軍ってことで最初から最後まで戦い続きで、だれることなく夢中でプレイすることができました。面白かったですねぇ。散々待たされた待望のヘルマン編だったので、期待もかなり上がってたんですが、十二分に答えてくれました。本拠地突入前のランスとシーラの1枚絵の場面とかテンションかなり上がりましたね。色々なキャラも出てきて、ランスファンなら楽しめること間違いないと思います。特にかなみファンなら間違いなく楽しめる一番好きなキャラがかなみの自分にとっては今回のかなみのデレデレっぷりはたまんなかったです。

ただ、ランスファンだからこそ物足りないと感じる部分もあるというか、ぶっちゃけ終盤の盛り上がりがちょっと消化不良かなぁと感じました。少数で国を倒すという部分でどうしても６のゼス崩壊と比べてしまうんですが、ゼスのストーリーが良かった分、今回が盛り上がりきれずに終わってしまったというかそんな感じ。ゼスが要所要所で二転三転の盛り上がりを見せたのに対して、今回はなんか割と順当にすすめられたというか、敵が無能ばかりで自滅が多すぎてなんかなぁって感じ。敵側の有能な人物大抵仲間になるし、終わってみればレリューコフ倒した時点で勝敗は決していたような気がする、鬼畜王やった時の記憶とかもうあいまいなんですが、ステッセルとかこんなに見事な小物だったっけ？ミネバも前評判の割にはって感じ、途中でミネバに虐殺された村をランスたちがみるイベントでもあればもっと盛り上がったんでしょうけど。

そういう面では時代のせいもあるというか、ランス６では序盤で最下層のひどい扱いを見たり、その他扱いのキャラは容赦なく残虐な目にあったりして、それが敵を倒すときの盛り上がりに一役買っていましたが、そういう残虐描写が減った分、盛り上がりもかけてしまったという面があるような気がします。

ちょっと不満点を多く語りすぎましたが、スピーディーにだれることなくプレイできたっていう面ではランス６よりも上です。６は要所要所の盛り上がりは確かにすごく高かったんですが、長すぎてその要所要所の間がかなり間延びしてしまってましたからねぇ。その点今回は最初から最後まで勢いよく進んで行ってます。

ストーリーについて語ってましたが、今回目玉の一つであるランスモードによる７人のヒロインのデレイベント、これに関しては文句の付けどころのない出来だったといえます。１週目で最後までみたのはかなみとチルディだけなんですが、このデレっぷりとエロっぷりはよかった。すごく良かった。特にかなみのデレっぷりは必見。かなみと言えば、可愛いけど弱い、弱いところが可愛い、へっぽこ忍者、オチ係等の印象が強いと思いますが、今回のかなみの破壊力は今までの弱さを可愛さという強さで覆い尽くすような威力です（まあ、へっぽこ忍者要素も結構あったけど）、あのデレてからのへにゃーって顔がたまらんね。その他シーラはけなげ可愛い、志津香デレた、ついにデレた、可愛い、チルディはエロ可愛い、ぷくー顔最高、戦姫はまだイベント全然見てない、ピグはヒロインとしてはともかくマスコットとしてはかなり良い、ミラクルはもっと高飛車キャラだと思ってましたが、実はへっぽこというか、なんか面白可愛いという感じ。

戦闘システムについてはまた今度、各ヒロインルート終わったら書きます。